オンラインRPG「ウルティマオンライン」のYAMATOシャードにて、「園芸」という遊び方を探求していた「Calanthe 研究所」の地味〜なウェブサイトです。Firefox 15.0.1(推奨)とIE 9.0(互換モードNG)にて動作確認をしております
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ボイド戦以降はログイン自体も減っていたのですが、課金を止める決定的な要因となったのは、Pub79導入に際して出雲シャードが強制的にTC化されたことです。8月の愚挙に続き、殆ど間を空けない内にこういう禁じ手を再び使ったメサナに強い憤りを覚えましたし、それを黙って受け入れてしまうブリタニアにも失望しました。これは寛容ではなく無関心の結果です。法と道徳を捨て享楽に耽るブリタニアは深刻な頽廃期にあります。
こんな偉そうなことを言いながら、最後のアカウントと家だけは残している自分を相当に未練がましいとも思いますが、綺麗さっぱりと捨て去るには思い出と魅力が多い世界です。近い将来の終焉を殆ど確信しつつも、良い変化があれば、と期待もしています。
Pub80は色々な意味で節目となるでしょう。終焉に向かうのか、回復するのか。メサナが完全にUOを掌握するのか、それとも刷新されるのか。メサナがUOを捨てる、という選択肢もかなり可能性は高いとみています。新規要素の導入を止めてバグを根絶する、という姿勢には賛同できます。しかしこれは失敗するでしょう。
多数のバグを同時に修正するというのは言うほどに簡単なものではありません。8月の暴挙とて、ベンダーの価格設定に関わるバグを修正しようとしたのが発端でした。プログラムを更新したらかえっておかしくなった、なんてことはUOに限らず、コンピューターの世界では日常的に生じている現象です。それ故にWindowsには各種の復旧機能やドライバを旧式に戻す、といった機能が備わっています。Pub80でも新たなバグは避けられません。バグだけならば修正を施せば良いだけの話なのですが、問題は数です。
Pub80が対象とするバグは膨大です。一つのプログラムを変更した結果、新たな問題が生じたのであれば、原因がそのプログラムにあるということは容易に特定できます。修復も容易でしょう。しかし、変更されたプログラムが複数になれば、特定は難しくなります。単に対象が増すだけでなくて、複数の要因によって生じるバグが原因の特定を困難にするからです。当然、正常化も遅くなります。
故にPub80では今まで以上に一般シャードへの導入前のテストが重要になります。開発での念入りなデバッグは無論のこと、TCやオリジンを利用してのユーザーによる丁寧な検証が不可欠です。運営は何を変更したのかリストを作成・公表し、ユーザーがそれに協力してチェック・報告をする、といった作業が必要な訳です。当然、時間もかかりますから、もし予定通りにPub80を一般シャードに導入するのであれば、既にTCに導入されていないとスケジュール的に間に合いません。実のところ、2件の暴挙も、これの時間合わせの煽りを食らったものだと私は推測しています。
無理に無理を重ねても上手くいかない場合、計画自体を見直すのが普通ですが、メサナは計画の実行を最優先させます。ですから、ユーザーは先の出雲のような事態が再び起こることをかなり高い可能性として想定しておくべきです。貴重なアイテムを用いて複雑な内装をしている方々はそれらを一旦解いて安全に保管することや、ベンダーの一時撤去、家のプライベート化なども検討すべきだと思います。過去にロストが生じたような置き方・置き場所へのロックダウン、セキュア設定はPub80が落ち着くまでは避けた方が安全だと考えます。他にもアイテム破損などにも十分に留意すべきでしょう。いずれにせよ、ユーザー間での綿密な情報交換が重要になると考えます。
どうにも話が長くなってしまうのは私の悪いクセですが、これが今私がUOに感じていることであり、距離を置いている理由です。Pub80の騒動が治まればひょっこりと顔を出すかもしれません。まあ、かなり長い時間がかかるとは思いますがね。私の予測が外れることを願いつつ、これにて一旦筆を収めるとします。それではまた
2012.11.28 投稿 匠
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